ゆでたまご嶋田先生が原画展にやってきた！

『キン肉マン』連載開始45周年の記念イヤーを彩るビックイベント！　原作45周年記念「キン肉マン」愛と絆の原画展が、8月10日（土）より池袋のサンシャインシティで開催中だ！　 【写真】ウォーズマンのスクリュー・ドライバーに嶋田先生が大ピ～ンチ！ 今回のイベントは、キン肉マンの展覧会史上最多となる150点を越える貴重な原画を始め、超人たちの必殺技や名シーンが再現され、漫画の世界に飛び込めちゃう展示。ゆでたまご先生が17歳で受賞した赤塚賞の賞状、『週刊少年ジャンプ』連載前に執筆した貴重な読み切り作品など、ふたりが歩んだ45年の軌跡がまるっとわかる、スペシャルな展示となっている。 プレオープンにはゆでたまご嶋田隆司先生が来場、ひと足先に原画展を鑑賞してもらい、感想ももらったぞ！ ーーぐるっと会場を回られて、たくさんの原画をご覧になっていかがでしたか？ 嶋田　名もなき高校生ふたりが四苦八苦しながら描いた作品で、最初はホワイトが多くて、修正したり、切り貼りも多いんですけど、だんだん相棒の絵も上達していってね。それは絵の教室に通ったり、努力のたまものなんですよ。いい相棒を持ったなって......、見ていてウルっと来ましたよ。だから僕は、その相棒に負けないように原作を書いていかないとダメやって思いました。 ーーおふたりの45年が詰まっていますもんね。嶋田先生と中井先生と握手ができるコーナーもありました。 嶋田　中井くんとは時々写真撮影とかで握手するんですけど、やっぱりあの手やなって。自分のはちょっと不思議でしたね。冷たかったし（笑）。でもあれはいいアイデアだなと思いました。本当なら日本全国へ行って、皆さんと握手したいぐらいなんですけど、これがあったら握手できるじゃないですか。 ーー最後に原画展の見どころを教えてください。 嶋田　やっぱり150点の原稿につきますね。ゆでたまごがいかにギャグ漫画からシリアス漫画になっていったかって歴史がわかる。バネの超人がいたり、頭にカレーやうんち乗っけてる超人がいるんですけど、それがなぜかカッコよく見えてしまうのも、キン肉マンの不思議なところですよね。僕も作ってて変な漫画やなと（笑）。 今回、1時間以上かけて見てたんですけど、全然見きれなかったな。またお忍びで来ようと思います！ 『キン肉マン』連載開始45周年の記念イヤーとして、TVアニメ『キン肉マン 完璧超人始祖編』がスタートし、「キン肉マンミュージアムin沼津」も誕生するなど、ファンにとってうれしいニュースが続くなかで、この原画展も見逃せないイベントになりそうだ！ ● 原作45周年記念「キン肉マン」愛と絆の原画展会場／池袋・サンシャインシティ　展示ホールC住所／東京都豊島区東池袋3-1-4　文化会館ビル3Ｆ会期／2024年8月10日(土)～25日(日)　※8/19(月)～23(金)　13:00～19:00（最終入場18:30）　※8/10(土)～18(日)、24(土)、25(日)　10:00～19:00（最終入場18:30）入場料／大人：2,500円 子供：1,500円（3歳～小学生以下）公式HP／公式X【@kinnikumangenga】 原画展は大阪でも開催予定！　詳細は後日発表会場／心斎橋オーパ7階 特設会場会期／2024年11月16日(土)～12月1日(日) 取材・文／関根弘康　撮影／榊 智朗