コバユリのテント遍歴から考える、バイクキャンプを充実させるツーリングテントとは?【コバユリのキャンプツーリング入門】
コバユリのテント遍歴
それでは、バイクでのひとり旅をもっと自由にしたかったのがきっかけでキャンプを始めたコバユリのテント遍歴はこちらです! ────────── 1. デビュー時:山岳ブランドの2人用ドームテント ────────── デビューに際して指南をしてくれた先輩が、とりあえずは体験せよ、と寛大にも貸してくれたテントが、山岳ブランドの2人用ドームテントでした。超軽い、シンプル構造で設営簡単、コンパクト収納と三拍子そろっているのはさすが登山用で、いきなり贅沢を覚えてしまい、調子に乗って10日間の北海道キャンプツーリングも借り物で大満喫! ────────── 2. 初めてのマイテント:2人用ドーム型ツーリングテント ────────── その山岳用テントがとにかく気に入ったのですが、黄色は虫が集まりやすいということがわかったので、違う色にしたかったのと、ツーリングテントと呼ばれるものを使ってみたくて、姉妹ブランドの赤いツーリングテントをついに購入。初めて手に持った時、山岳テントがいかに軽量だったか、と同時に重い荷物も運んでくれるバイクの利便性を思い知りました。借りていたテントでは靴をギリギリ置くくらいしかできなかった前室が少し広くなり、ちょっとした物を置けるようになって、ツーリングテントのよさに気づけたときでもありました。
────────── 3. 初めての買い増し:2人用ワンポールテント ────────── 次第にいろんなキャンプスタイルを試してみたいと思うようになり、道具が増え始めた頃。フロアレス、いわゆる土間スタイルを体験してみたくて、初めてワンポールテントを購入。名前の通りポールが1本だけなので、ドーム型に比べて軽く小さく積載できるのは魅了だったのですが、思いのほか有効面積が少ない点が、残念ながら私にはハマりませんでした。 ────────── 4. 結婚を機にデュオキャンプ用を買い増し:2~4人用各種テント ────────── 夫が同じくバイクキャンパーで、よく一緒にキャンプツーリングに出かけていたのですが、荷物を減らすため一緒に泊まれるテントを購入。このとき、これまで使ったどのテントよりも前室が広いドームテントと出会い、「タープなしでも寛げる空間があるってなんて快適!」と思うように。 ────────── 5. 一周回って自分に合うテントがわかった!:前室広めの1~2人用ツーリングテント ────────── まあまあいろんなスタイルを楽しんだ後、やはりソロキャンプは基本だしキャンプスタイルで長旅にも出る私には、1~2人用だけど旅の疲れをきちんと癒せる広めのツーリングテントが合っているとわかりました。狭いテントの中で背中を丸めてばかりいたくないし、日除けの下でいい景色を眺めながらのんびりごはんを食べたい。そのためならテントがそれほど軽くなくても、ほかの道具を軽量化して持って行きたいなと。そうして今では、天井が高くて前室が充実したタイプのツーリングテントで、満足度の高いキャンプを楽しんでいます。