【#今旬コレクション】中沢元紀『366日』で演じる竜也は人気ドラマのある役をイメージ?「まずは髪形から雰囲気づくりを…」
◆作品のお話に戻ります。もしご自身が明日香(広瀬アリス)と同じ状況(恋人が事故で昏睡状態になり、目覚めても高次脳機能障害を患う)になったら、一途に思い続けられると思いますか? (即答で)思います。昔からずっと好きな人で、大切に思っているからこそ、隣に居続けたいですね。 ◆恋愛に限らず、何事に対しても一途な方? はい。特に俳優のお仕事に関しては、演じ続けることを諦めたくないですし、どんな状況になっても一つ一つきちんと向き合っていきたいと思っています。 ◆では本作が壮大な愛の物語であることにちなんで、今愛しているものや愛しいと思う存在について教えてください。 実家で飼っている猫のルートです。僕が触ろうとすると嫌がるのに、こっちが別のことをしていると寄ってきて、足の間に入ってくるんです。そういう自分勝手なところも含めて、本当に猫らしくてかわいくて仕方ないですね。たくさんルートに会いたいので、実家に帰れるときはできるだけ帰るようにしています。 ◆愛猫の存在に癒やされているんですね。では憧れの俳優さんはいますか? 小栗旬さんです。事務所の大先輩であり、僕が俳優を志したきっかけの人でもあって。実際にお会いしてもオーラや華がすごいですし、役者としてだけでなく、人としてもとても魅力的な方なんです。その背中はとても大きいなと感じましたが、そう同時にこの人を超えていかないといけないなと思って。まだまだ小栗さんの足元にも及びませんが、小栗さんを目指して頑張っていきたいと思っています。 ◆俳優としての今後の目標を教えてください。 自分自身の幅を超えた役を演じられる俳優になりたいです。その上で何か一つでも賞をとれたら、俳優として箔がつくと思うので、いつか賞をとれるように、今はいろんな作品に出演して経験値を上げていきたいと思います。いつも作品に出演するたびに、おじいちゃんから逐一連絡がきて「見たよ」という感想と一緒に「人として感謝の気持ちを持つように」という言葉が必ず最後に添えられていて。小さいころからおじいちゃんや親から、“人と人とのつながりや礼儀を大事にするように”と言われてきたので、現場に入るときに挨拶を欠かさないのはもちろんですが、役者としてだけではなく、人として、僕と一緒に仕事をしたいなと思っていただけるような言動や行動を意識しています。 ◆人としても愛される俳優さんになりたい、と。 はい、おじいちゃんおばあちゃん世代の方から小さなお子さんまで、幅広い世代の方たちから愛される俳優になりたいです。僕自身、俳優をやるまでは自分から表に出るタイプではなかったのですが、演技を通して見ている方たちに何かしら影響を及ぼせるような、そんな存在になれたらいいなと思います。 <プロフィール> ●なかざわ・もとき…2000年2月20日生まれ。茨城県出身。O型。主な出演作はドラマ『下剋上球児』『沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~』『埼玉のホスト』など。 photo/田中和子(CAPS) text/星野彩乃 stying/田中トモコ 衣装協力/White Gallery、ハレ/アダストリア、オン/オン ジャパン
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