大谷翔平、2戦連発で松井秀喜超え日本人新の通算176号へ「2番・DH」スタメン
◆米大リーグ ドジャース―パドレス(13日・米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム) 【動画】ダルビッシュ有&大谷翔平&山本由伸 侍ジャパン3人が集合! ドジャース・大谷翔平投手(29)が13日(日本時間14日午前10時10分開始予定)、本拠地・パドレス戦のスタメンに「2番・指名打者」で名を連ねた。2試合連続本塁打となる5号で、日本人選手では単独史上最多となる通算176号を狙う。 前日12日(同13日)の敵地・パドレス戦では、初回の1打席目に中堅左へ3試合ぶりの4号ソロ。松井秀喜氏(ヤンキースなど)が持っていた日本人歴代最多175本塁打に並んだ。松井氏が10年間で積み上げた記録を7年目で並び「長距離のバッターとして日本でも僕が小さい頃からずっと見てきましたし、同じ左バッターとして憧れているような存在ではあったので、そういう方に記録で並べたのは自分にとってはすごく幸せなことだなと思います」と感慨深そうに話しながらも「次の1本、次の1本というのが、基本的な考え方。どこを目指すとかではない。打ったらまた次の1本ということが大事」と気を引き締め直していた。 パドレスの先発は、マシュー・ウォルドロン投手(27)。昨年メジャーデビューしたばかりの右腕で、大谷は初対戦だ。これまで通算10登板で1勝4敗。今季はここまで2試合に先発して0勝1敗、防御率3・86だが、前回登板の7日(同8日)の敵地・ジャイアンツ戦では6回途中3安打1失点(自責0)と好投した。投球の約3割を占めるナックルカーブが持ち味だ。 大谷はここまで開幕から全16試合にフル出場し、68打数24安打で打率は3割5分3厘、4本塁打9打点。前日12日(同13日)も、1打席目に本塁打を放つと、2本の二塁打も放って今季2度目の1試合3安打をマーク。8試合連続安打を放つなど打撃の調子は上々で「ヒットになっている打席以外もよかったんじゃないかなと思います」とうなずいていた。 あす14日(同15日)にはダルビッシュ有投手(37)との3月20日の開幕戦(韓国・ソウル)以来の対戦も待っている。
報知新聞社