スケボー男子、堀米雄斗が2連覇 日本勢メダルラッシュ
【パリ共同】パリ五輪第4日の29日、スケートボードの男子ストリートで堀米雄斗(25)=三井住友DSアセットマネジメント=が2連覇を果たした。28日の女子ストリートの吉沢恋(14)=ACT SB STORE=に続き、スケートボード勢が金メダル二つの活躍を見せた。 29日は馬術の総合馬術団体で大岩義明(48)=nittoh、戸本一真(41)=日本中央競馬会、田中利幸(39)、北島隆三(38)=ともに乗馬クラブクレイン=の日本が銅メダルを獲得した。馬術では92年ぶりのメダル。柔道女子57キロ級の舟久保遥香(25)=三井住友海上=と男子73キロ級の橋本壮市(32)=パーク24=はともに3位決定戦を制した。 スケートボード男子ストリートの白井空良(22)=ムラサキスポーツ=は4位。小野寺吟雲(14)は予選落ちした。フェンシングの女子サーブル個人で日本選手団の旗手を務めた江村美咲(25)=立飛ホールディングス=は3回戦で敗れた。
堀米雄斗の話 五輪にいけるかも分からない状況で、ここまで来るのに諦めかけたこともあった。少しの可能性を信じてやってきて、それが最後に実って本当にうれしい。サポートしてくれてるみんなの応援が、最後に乗れた鍵になったのかなと思う。 橋本壮市の話 本当にたくさんの人が見に来てくれたので、手ぶらで帰るわけにはいかなかった。柔道人生に悔いが残らないように最後、闘った。金メダルには届かなかったが、いろいろな思いがある。 舟久保遥香の話 何とかメダルを持って帰りたかった。最後まで我慢して闘った。今回の経験をしっかり次につなげられるように。 大岩義明の話 いまだに信じられない。やっとここまで来たなという感覚がある。決して障害が得意な馬ではない。よくやってくれたなと思う。 戸本一真の話 諦めなかったらいいことがある。このチームで長いことここを目指してやってきたが、本当に奇跡の連続だった。みんなに感謝しかない。