二宮和也が語る仕事のこだわり「1+1を3にしたい」“一番会う仕事仲間”菊池風磨の素顔を明かす!?【オリコン ライターズ】
■10年を超える長寿番組『ニノさん』スタッフの熱意には感謝も「休みが…」
特番『ニノさんとあそぼ』の母体ともいえるレギュラー番組『ニノさん』は、放送期間が10年を超える長寿番組として現在も高い人気を誇っており、二宮にとっても「生活の一部になっています」と言うほど欠かせないものとなっている。「変わらないメンバーが集まって変わらない空気感でやっている番組なので、たまに本当に放送しているのかしてないのか分からないくらい(笑)。放送されてなくてもみんなと集まって話せたから良かったよねって、寄り合い所みたいな存在ですね」。 そんな『ニノさん』の今後の展望を聞くと、「後ろ向きに捉えてほしくないんですけど……、休みが欲しいです」とおちゃめな回答が返ってきた。「箱根駅伝とかとカチ合わない限り、放送を休まないんですよ(笑)。休止がないってことはありがたいんですけど、普通はスペシャルをやったら翌週はお休みで違う番組をやったりするのに、この番組のスタッフさんは休まない。皆さんの『放送したい!』っていうやる気はうれしいですし、それがいい形で番組として届けられているとは思いますけどね」と熱いスタッフへの思いを打ち明けた。 ニノさんファミリーの菊池風磨は、YouTube『よにのちゃんねる』のメンバーでもあり、二宮が最も会っているといえる仕事仲間だ。『ニノさん』と『よにのちゃんねるを』同じ日に収録することも多いという。そんな菊池と長い時間を過ごす二宮に、“菊池風磨の意外な一面”を語ってもらった。 「いい先輩に粋なことをしてもらってきたんだなって感じます。Sexy Zoneのライブの時に、バックで踊ってくれたジュニアの子たち全員に名前入りの靴をプレゼントしたという話を聞いて。そういうのって、自分も誰かにやってもらえる環境にいないとなかなかできないことですし、自分は先輩にかわいがられて、自分がやってもらったことを後輩にもやってあげたいって継承していく。後輩のプロデュースも積極的にやっているみたいですし、そういう面があるって知って、すごく感動しましたね」 そんな菊池が見て学んでいったのは、まさに二宮の背中だったのではないか。そう尋ねると、二宮は「いやいや…」とにやけながらもうれしそうな笑顔を見せてくれた。 続けて『ライターズ!』恒例の質問として、ゲスト自身に自分を語る上で欠かせない要素を方程式で紹介してもらうコーナー「ゲストさんの方程式」に二宮がチャレンジ。フリップに書き記した方程式は「1+1=3が二宮和也」、その真意を「仕事の現場にもう1個、楽しさや面白さみたいなものを置いていきたい」と解説した。“1+1”を求められる仕事であっても、求められる以上の何かとしてさりげなく“1”を加えたい。「いい人って思われたいから」とはぐらかすが、「何年目とか何歳とか関係なく、一緒に作っている人たちが納得できるものにプラスして『この時間は良かったね』って思ってもらいたい。理想も込めてですが、1+1が3や4になるようにやっていきたいですね」。これが、二宮の仕事人としてのこだわりであり原点だと言えるだろう。