パドレス・ダルビッシュ有、日米通算199勝目かけドジャース戦に登板 大谷は腰の張りでベンチスタート
◆米大リーグ パドレス―ドジャース(12日・米カリフォルニア州サンディエゴ=ペトコパーク) パドレスのダルビッシュ有投手(37)が12日(日本時間13日)、本拠のドジャース戦で先発した。 ダルビッシュは首の張りによる負傷者リスト(IL)から復帰した先月30日のレッズ戦から2連勝中。3連勝となれば、日米通算199勝となり、偉業達成に王手がかかる。 この日は母の日とあってピンクのグラブで登板。先頭のベッツを二飛、2番に上がったフリーマンを右飛、スミスを遊ゴロにしとめ、3者凡退で立ち上がった。 その裏には1死からタティスとクロネンワースがともにバックスクリーン右へ2者連続ソロ弾を話ち、2点の援護をもらった。 一方、ドジャース・大谷翔平投手は、腰の張りのためベンチスタートとなった。スタメン落ちは今季2度目(前回は休養のため)。試合前には日米メディアの取材に応じ「昨日のゲーム前からトレーニングでちょっと違和感があったので。今日は僕は出られるかなという感じでしたけど、大事をとってということでした」と明かし「今日はだいぶ改善されてますし、良かったかなと思います」と話した。 この日はダルビッシュと3度目の対戦が予定されていた。「同地区ですけど、今まであまりやることがなかったので、そういう意味ではすごい楽しみにはしてましたし、今後もあるとはいえ、少ないチャンスではあると思うので、楽しみにはもちろんしてました」と残念がった大谷。「もちろんテレビで見てきた選手という感じなので。一緒にグラウンドの中でプレーできるというだけでもうれしいですし、毎年毎年衰えてるどころか進化していってる印象なので。見ていて楽しいですし、実際に打席には今日入れないですけど、外から見ていても勉強になることがたくさんあるんじゃないかなとは思います」と語った。
報知新聞社