勢いに乗るメッツと昨年の失敗を繰り返したくないブルワーズ。ナ・リーグ ワイルドカードシリーズ
さて、そんな勝敗予想の難しい同シリーズで注目したいのは、若きタレントである。今季新人王の候補となっているブルワーズのジャクソン・チョーリオは、まだ20歳ながらルーキーシーズンだった今年、148試合に出場し、打率.275、21本塁打、79打点、22盗塁と期待を上回るパフォーマンスで既に大器の片鱗を見せており、初めて臨むポストシーズンでの活躍が楽しみな存在となっている。
一方、恐らくメッツのロースターに入るであろうルイスアンヘル・アクーニャは、9月14日にMLBデビューを果たすと、その後14試合の出場で3本塁打、打率.308/出塁率.325/長打率.641、OPS .966と、堂々たるプレーぶりを見せた。
このシリーズではベンチスタートになりそうだが、この選手には何やらラッキーボーイとなりそうな予感が漂っている。ちなみに、ブレーブス所属で昨季40-70を達成してMVPに輝いたロナルド・アクーニャJr.は、ルイスアンヘルの実兄である。
J SPORTS 編集部