ケースを丸ごと交換できる画期的なシステムを実現した新作腕時計がデビュー
独創性溢れるタイムピースを得意とする【テンデンス(TENDENCE)】から最新モデルが登場。画期的な独自システムを採用し、ケース交換を可能とした「ミラースカイ」の2モデルが発売となり、価格は17万6000円(税込)。 【関連画像】バリエーション違いを紹介
テンデンスの独創性あふれるタイムピース
テンデンスは、親子3代に渡ってウオッチビジネスに従事してきたフィリッポジャルディエッロ氏と、ファッション業界で精力的に活動していたガブリエル・ジェルミーニ氏の2名によって、2007年に設立されたブランドだ。「Larger Than Life(人生を豊かに)」をコンセプトとし、イタリアデザインとスイスのクオリティーを融合させた独創性あふれるタイムピースが特徴となる。
付属のケースと簡単に交換できる
今回、新たに発表された「ミラースカイ」は、大自然が作り出した幻想的な光景からインスピレーションを受け、季節や時間による色彩の変化を表現するため、3つの色合いを楽しめる独自のケース交換システムを実装。付属する専用工具を使い、ケースバックに設けられた4本のビスを取るだけで、時計本体をステンレススチール製ケース及びストラップから簡単に取り外すことが可能だ。「ミラースカイ」はゴールドインデックスのブラックベルト仕様、シルバーインデックスのホワイトベルト仕様の2種類が展開され、前者にはローズゴールド、マットブラック、シルバーの3つのケース、後者にはシルバー、ブルー、イエローゴールドの3つのケースが標準セットとなる。ストラップの交換は珍しくないが、機械式時計のケース交換はかなりユニークな試みといえるだろう。
超立体的な3Dインデックスも見どころのひとつ
本機はケース交換という斬新な仕掛けだけでなく、超立体的な3Dインデックスを取り囲むように直立するケース内側に、ミラー仕上げが施された迫力ある文字盤デザインも見どころのひとつ。大きく傾斜した形状とボリュームあるデザインの3Dインデックスは、視認性にも優れ、光の反射があっても時刻は読み取りやすくなっている。文字盤の中心は、大胆なスケルトンデザインによって複数のパーツで構成される機械式ムーブメントがむき出しになっており、正確に時を刻む姿を望むことが可能。ヘアラインで仕上げられた地板、軸受けに使われているルビーの輝きなど、細部の仕上げや装飾にも注目してほしい。また、本機は20万円を切る価格設定も魅力のひとつとして挙げておきたいところだ。