「変化する街に期待」2024年の広島 財界トップに聞いた
物価の安定に向けた「金融政策のかじ取り」を担う日本銀行の支店長は… 日本銀行広島支店 井上広隆 支店長 「まず、ホップっていうのは昨年のG7サミットなんだと思います。ステップは、サッカースタジアムの建設をはじめとする、ことし実現するいろんなインフラっていいますか、それを表しています。ジャンプ、来年こそ駅が本格的に新しくなって路面電車も駅に乗り入れ、広島市全体として大きく飛躍する年になると思っています。そうした意味では、ホップ・ステップ・ジャンプの重要な第一歩として2024年、ステップの年と位置づけています」 元流通大手のイズミは、2025年度までの中期経営計画を継続中です。 イズミ 山西泰明 社長 「新規投資、オープンの投資、これを少し今のコスト高があるので、ことし・来年で約20店舗オープンしますけど、抑えて、その分、既存店を中心に投資をすることと、あとはM&Aということで対応していくということで今、考えております」 今年度、営業利益・純利益とも過去最高を見込むマツダ。賃上げにも前向きな姿勢を見せました。 マツダ 毛籠勝弘 社長 「円安、その他の影響はあるにしろ、外形的にはいい数字が出ているということで、これは従業員だけではなくて、地域経済も含めていろいろな期待もあるということは重々承知をしているということでございます。本日、どれぐらいという数字は申し上げませんが、しっかりと還元、果実というのは分かち合えるような方向にしていければというふうに考えております。ぜひ見守っていただければと思います」 ことし、広島にとって大きな話題の1つが、新しいサッカースタジアムです。 サンフレッチェ広島 仙田信吾 社長 「東にマツダスタジアムがあって、西にエディオンピースウィング広島があって、そういう中でわれわれが西で大きく羽ばたいていくこと、まさに翼を広げていくことが本当に大事だと思っています」 広島ドラゴンフライズ 浦伸嘉 社長 「サッカースタジアムできて、われわれもその後にグリーンアリーナがホームになると、人の流れであったり、スポーツ観戦が日常になっている方々がたくさん集まってきていただけます」
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