フリッツが同期のポールを退け初のタイトル防衛に成功 [デルレイビーチ・オープン/テニス]
フリッツが同期のポールを退け初のタイトル防衛に成功 [デルレイビーチ・オープン/テニス]
ATPツアー公式戦「デルレイビーチ・オープン」(ATP250/アメリカ・フロリダ州デルレイビーチ/2月12~18日/賞金総額74万2350ドル/ハードコート)の男子シングルス決勝で第1シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)が同じ1997年生まれの26歳で第3シードのトミー・ポール(アメリカ)を6-2 6-3で下し、キャリア初の2連覇を達成した。 ~デルレイビーチ・オープンでキャリア初の2連覇を達成したフリッツ選手~ 試合を通して直面した7度のブレークポイントをすべてセーブしたフリッツは、相手のサービスゲームを3度破って1時間40分で勝利を決めた。 26歳のフリッツがATPツアーでタイトルを獲得したのは1年前に同大会以来でキャリア7度目(準優勝5回)で、2022年以降はツアー決勝で6連勝となった。同大会を2年連続で制したのは、1996年と97年に成し遂げたジェイソン・ストルテンバーグ(オーストラリア)以来でフリッツが2人目となる。 「うまくやるべきことがたくさんあったけど、非常に風が強いコンディションのためにほとんどが無駄になった」とフリッツは試合後にコメントした。 「このように風が強いときにやりたいことをするのは信じられないほど困難だ」 先に行われたダブルス決勝では第3シードのジュリアン・キャッシュ(イギリス)/ロバート・ギャロウェイ(アメリカ)が第1シードのサンティアゴ・ゴンサレス(メキシコ)/ニール・スクプスキー(イギリス)を5-7 7-5 [10-2]で倒し、ともにツアー初優勝を飾った。 雨により前日に試合を実施できなかったため、単複の決勝は月曜日に延期となっていた。
テニスマガジン編集部