足跡をたどれるか…嘱託警察犬を選考する競技会 行方不明者の捜索などで活躍 香川・丸亀市
KSB瀬戸内海放送
行方不明者の捜索などに当たる「嘱託警察犬」を選考する競技会が、香川県丸亀市で開かれました。 【写真】犯人が残した物を発見したら「お座り」で合図
香川県警が毎年この時期に開いているもので、初参加の2頭と現役の嘱託警察犬11頭が参加しました。 14日に行われたのは、臭いを頼りに足跡をたどる競技です。犯罪捜査で犯人の行方を追う想定で、犯人が残した物を見つけたらお座りなどをして合図します。 2024年、香川県で警察犬が出動した回数は10月末時点で91件でした。 高齢の行方不明者の捜索が増えているため、出動回数は高止まりしています。 県警の直轄警察犬3頭で対応しきれない場合は、選考会で選ばれた嘱託警察犬に出動を要請します。 (指導歴16年/中村達美さん) 「今まで再三、行方不明の方の捜索の依頼があった。犬も役に立ったらうれしいですし、今後もそういう作業を通じて地域に貢献していきたい」 (香川県警察本部 鑑識課/濱野誠三 課長) 「警察犬は、警察とともに犯罪捜査や行方不明者の捜索をする力強いパートナーですので、今後の活躍を期待しております」
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