【インタビュー】細谷真大 さらなる飛躍を期して挑む“勝負”の2024年
Jリーグのベストヤングプレーヤー賞を受賞して迎えた2023年、柏レイソルで2桁得点を記録し、エースとしてチームを牽引した細谷真大。天皇杯では悔しい思いも味わったが、パリ五輪世代のU22日本代表では海外遠征で貴重な経験を積み、A代表にも再選出されて11月のW杯予選では初得点も記録した。 2024年は各カテゴリーでさらなる活躍が期待される細谷に23年を振り返ってもらうとともに、目前に迫っているアジアカップ、その先に控えるパリ五輪に対する思いなどを聞いた。 インタビュー=平野由倫 取材協力=アディダス
■Jリーグでの躍動と期する思い
――J1で2桁得点(14得点)、五輪代表の活動やA代表での活躍もあった2023年を振り返ってみていかがでしたか? 細谷 個人としてはある程度の結果を残せましたが、チームとしては悔しいシーズンになってしまったので、そこは改善する必要があると思っています。代表でも多くの海外遠征を経験できたので、そこは新シーズンに繋げていきたいです。 ――昨シーズン(2022年)に比べて成長を感じた部分はありますか? 細谷 14得点という結果でしたが、チャンスの数はもっとあったので、もっと得点を取れたとも思っています。勝負強さとゴール前の落ち着きはもっと必要になってくると思っています。 ――自分でシュートまで持ち込む形も増えたように見えるのですが? 細谷 自分が持ち込んでシュートという形も、増やさないといけないですし、個で打開できるところはもっと出していきたいです。 ――プレーの参考にしている選手などはいますか? 細谷 フリアン・アルバレス選手(マンチェスター・シティ/アルゼンチン代表)やハリー・ケイン選手(バイエルン/イングランド代表)は、映像を見て参考にさせてもらっています。ゴール前での落ち着きだったり、シュートセンスはズバ抜けているところがあるので、真似するようにしています。 ――新シーズンに向けての目標は? 細谷 個人としてはもっと勝負強さを出していけたらと思っていますし、2024年はオリンピックもあるので、そこで金メダルが獲れるような努力をしていきたいです。