トヨタのステーションワゴン復活熱望!! 5ナンバーサイズの[ビスタ・アルデオ]今こそ人気爆発の存在!?
■補助席をつけて6人乗りもOK!
登場から1年後の1999年7月には、運転席と助手席の間を埋めたマルチパーパスベンチシートを選択可能にしている。フロントシートもベンチシートにすることにより、最大6名までが乗車可能となる仕様だ。 フロント中央部の座席は、あくまでも緊急用であるが、こうした選択肢を加えてくることが実に面白い。日本で3×3の乗り方はあまり広まらなかったが、応急用でも6人乗れることで、助かるシーンは数多くあったはず。 また前席座席間の溝が埋まることにより、フルフラットにした際の室内ほぼ全面が平らになるのも良いところだ。車中泊もしやすく、アウトドアレジャーでも大活躍できるだろう。 ビスタの名前や、真面目そうな見た目とは裏腹に、アルデオは結構思い切ったことをやっていたクルマなのである。ステーションワゴンで真面目にスポーツするのも良いが、アルデオのようなワゴンが残っていたら、トヨタのステーションワゴンは、もっと多彩な成長を遂げたのではないだろうか。 ビスタの名前復活と共に、アルデオを当時のパッケージングそのままで出してほしい。ステーションワゴンの行く末に困ったら、アルデオがあるで!