「日常が戻ってきた…」被災地で2か月ぶりの郵便物 戸別配達再開 珠洲市は約75% 10地区で
能登半島地震の影響でストップしていた奥能登での郵便物の戸別配達が27日から珠洲市と能登町の郵便局で再開されました。 【写真を見る】「日常が戻ってきた…」被災地で2か月ぶりの郵便物 戸別配達再開 珠洲市は約75% 10地区で 珠洲郵便局では27日から各家庭や事業所などへの郵便物の配達がはじまり、朝から社員たちが仕分け作業に追われていました。配達される郵便物は、珠洲市のおよそ75%となる10の地区宛ての、すでに差し出し済みのゆうパックやゆうメールなどに限られます。 ◆配達員に話しを聞くと… 「エンジンかけたのは2ヶ月ぶり。新しいバイクなので異常もなかった」 午前9時過ぎ郵便局の社員たちがバイクで出発しました。 「Q.一軒ごとの郵便物はたまっている?」「そうですね。一度も取りに来られないお客様もいますから」「Q.時間はかかります?」「かかりますね。間違っていないか確認しないといけないので」 ◆郵便物を受け取った人は… 「なかなか窓口に行く暇もなかったんで、配達が始まって凄く助かっています」「日常が戻ってきたなという感じはしますね」 ◆珠洲郵便局・谷口均 郵便部長は… 「お預かりしている郵便物をお客様に配達する言うのが私たちの使命だと思っておりますので、配達を100%出来るように準備していきたい 珠洲郵便局では道路や家屋の復旧状況に合わせて配達エリアを拡大し、3月末までに市内全域で戸別配達を出来るよう目指したいとしています。
北陸放送