レギュラーになれるのか…伸び悩む元有望株(2)巨人からパ移籍で飛躍へ?
オフシーズンを迎えているプロ野球。今季も将来を担う若手たちの台頭が見られた一方で、なかには毎年のようにレギュラー定着を期待されながらも、伸び悩んでいる選手も少なくない。そこで今回は、レギュラー候補と目されながらも、苦しみ続けている選手をピックアップする。
廣岡大志
出身:大阪府 投打:右投右打 身長/体重:183cm/81kg 生年月日:1997年4月9日 ドラフト:2015年ドラフト2位 電撃トレードでオリックス入りした廣岡大志。自身3球団目となる新天地では、能力の一端を示した。 抜群の野球センスを誇っていた廣岡。智辯学園では2年生から4番を任される存在に。高校通算で25本のアーチを描いたほか、俊足も強みとなり、ドラフト2位でヤクルトに入団した。 高卒1年目からファームの試合に多く出場し、三振の多さこそ目立ったがシーズン終盤に1軍昇格。プロ初打席で初ホームランを放つ鮮烈デビューを飾った。 幸先の良いスタートとなったプロ生活だったが、翌年以降は確実性に欠けるバッティングが続き、打率は2割台または1割台という成績に。 2019年こそ91試合出場で2桁10本塁打を放った一方、覚醒とは言えないシーズンが続くと、2023年5月にオリックスへのトレードが決定した。 移籍後、レギュラーシーズンでは低調な数字となったが、日本シリーズでは第2戦で適時打を放つと、4試合連続でスタメンに名を連ねるなど潜在能力を発揮していた。
ベースボールチャンネル編集部