横浜、磐田と両軍計7ゴールの打ち合い制す ロペスがハットトリック達成&西村が不敗神話弾
◇明治安田J1リーグ第29節 横浜4―3磐田(2024年11月16日 ヤマハスタジアム) 8月の台風10号の影響で延期となっていた第29節1試合が行われ、横浜F・マリノスはアウェーで磐田を4―2で制し、2連勝とした。FWアンデルソン・ロペス(31)が同点弾を含むハットトリックを達成。今季23ゴールで得点ランキング単独首位に浮上した。FW西村拓真(28)は逆転弾を放った。 横浜が乱打戦で打ち勝った。まずは昨季得点王のロペスだ。0―1の前半5分、ペナルティーエリア手前からDF永戸が狭いスペースを突いたパスに反応。左足でゴール右へ流し込んだ。2戦連発弾は貴重な同点ゴール。この時点で今季21得点となり、得点ランキング首位に並んだ。 次は西村が不敗神話弾を放った。1―1の後半2分だ。左サイドでFWエウベルとの連係でペナルティーエリアへ進入した永戸のクロスに反応。そのまま左足で押し込んだ。こちらも2戦連発弾となる今季2得点目。このゴールで西村が横浜で得点したリーグ戦は15戦全勝となった。 さらにロペスはここで終わらない。2―1の同19分だ。右CKのショートパスからつながったFWマテウスのパスに反応。狭いスペースを突いて右足でゴール右へ押し込んだ。このゴールで昨季と同じ22得点に並び、得点ランキング単独首位に浮上した。さらに3―1の同26分にはFW植中のスルーパスを受け、浮き球でネットを揺らす。ハットトリック達成で今季23得点となった。 4―1から終盤に2失点し、試合は両軍計7ゴールの打ち合いとなったが、横浜が粘り勝ちした。