パリ五輪切符取り最終決戦 日本は古賀紗理那、石川真佑ら …NL福岡大会出場14選手発表
日本バレーボール協会は10日、女子のネーションズリーグ1次リーグ第3週の福岡大会(11日開幕、北九州市西日本総合展示場)の日本代表出場14選手を発表した。主将の古賀紗理那(NEC)、石川真佑(ノヴァーラ)、セッターの岩崎こよみ(埼玉上尾)、ミドルブロッカーの荒木彩花(久光)らが選ばれた。 パリ五輪の出場権獲得を目指す日本は、第2週の中国・マカオ大会を終えて、6勝2敗で16チーム中4位につける。マカオ大会では世界ランクでアジア1番手にいた中国を3―1で撃破し、ランクで中国を上回り、現在6位。中国は7位。福岡大会終了時の17日の世界ランクで決まる日本の6大会連続の五輪出場へ、アジア最上位枠、まだ出場権を手にしていないアジアとアフリカ大陸を除く上位3か国に与えられる権利でも“圏内”につけており、ホームでの最終決戦に臨む。 個人の総得点ランクでは、古賀主将が世界ランク1位のトルコのエース・バルガス(187点)に次ぐ2位の161点。大黒柱として日本をけん引している。日本の初戦は12日に世界ランク38位の韓国戦に挑む。“圏内”を維持するためにも負けられない戦いが続く。 ◇女子日本のパリ五輪への道 五輪出場12枠のうち、昨年五輪予選で出場権を獲得したのはトルコ、米国、ブラジル、セルビア、ポーランド、ドミニカ共和国と、開催国・フランスの7チーム。残る5チームは16チームで争うネーションズリーグの1次リーグ終了時の6月17日付の世界ランクで決定。日本はNLで五輪出場権の獲得チームを除く、アジア最上位の成績などの条件を満たせば残り5枠に入る。 ◇出場選手は以下の通り。 ▽アウトサイドヒッター 林琴奈、古賀紗理那、石川真佑、井上愛里沙、黒後愛、和田由紀子 ▽セッター 岩崎こよみ、関菜々巳 ▽ミドルブロッカー 渡辺彩、山田二千華、宮部藍梨、荒木彩花 ▽リベロ 小島満菜美、福留慧美 ◇福岡大会の日本の日程 ▽12日 韓国 ▽13日 カナダ ▽15日 セルビア ▽16日 米国
報知新聞社