センバツ 「有田工」力強く 徳島県立名西高書道部がプラカード揮毫 /佐賀
◇「勝ち進んでほしい」思い込め 3月18日に開幕する第94回選抜高校野球大会を前に、徳島県立名西高校(石井町)の書道部が、大会の開閉会式で使われるプラカードの校名を揮毫(きごう)した。名西高校は「書の甲子園」として知られる「第30回国際高校生選抜書展」の団体の部で四国地区優勝を果たした。書道部員4人が、有田工(佐賀)と鳴門(徳島)、高知、市和歌山(和歌山)の4校分を担当した。 「有田工」を手がけた米満(よねみつ)真凜さん(2年)は「遠くから見ても校名が分かるよう、力強く書いた」。文字を書くにあたり同校野球部について調べたといい「センバツ出場に対する強い思いを知った。自分らしく思いっきりプレーして、勝ち進んでほしい」と話した。【岩本桜】