大谷翔平の“懐の深さ” 顔面スレスレの直球に「ショーヘイも笑ってくれて...」古巣エ軍デトマーズも一安心
◇MLBオープン戦 エンゼルス6-0ドジャース(日本時間26日、ドジャー・スタジアム) 【画像】第3打席で顔面付近のボールを避ける大谷翔平選手 ドジャースの大谷翔平選手が、古巣エンゼルス戦で懐を大きさをみせました。 本拠地ドジャー・スタジアムで2番指名打者で出場した大谷選手は、先発デトマーズ投手と対戦。3年間、大谷選手とチームメートだった左腕は、2022年にはノーヒットノーランも達成しています。 4点を追うドジャースの5回の攻撃。2アウト走者なしで大谷選手の第3打席を迎えます。フルカウントからの6球目、デトマーズ投手が投じた94.7マイル(約152.3キロ)のストレートが大きく外れ、大谷選手はヘルメットを飛ばしながら、顔面スレスレで避けました。 大谷選手も思わず絶叫したヒヤリとするシーンに、球場からは大ブーイング。それでも四球で1塁へ向かうと、塁上でもエンゼルスの選手と笑顔。攻撃終了後には、元同僚へ大丈夫だよとばかりに、すれ違い際にデトマーズ投手へ笑顔を送りました。 降板後、デトマーズ投手は「彼をのけぞらせるようなことを狙っていた訳じゃなかった。ショーヘイも笑ってくれていたけど、申し訳ないことをしたね」とすぐさま謝罪。危険なボールに対して、笑顔で対応した大谷選手の懐の大きさに、デトマーズ投手も感心している様子でした。