左から）田中直樹、関口メンディー、松本穂香、髙橋海人、田村淳、加藤英明（静岡大学・農学博士）©テレビ東京

日曜ビッグバラエティ『緊急SOS！池の水ぜんぶ抜く大作戦』（テレ東系　午後6時30分～）が、4月14日（日）に放送される。 『池の水ぜんぶ抜く大作戦』の人気シリーズ・城。今回は群馬県前橋市にある北関東の名城・女渕城（おなぶちじょう）からのSOS。名だたる武将の戦いの舞台となり、1590年北条氏滅亡とともに廃城になった女渕城。それから400年以上農業用水として利用しているが、20年ほど前から外来種・ブラックバスの数が激増してしまい、他の水路へ拡散するのを食い止めてほしいという依頼だ。 歴史大好きな田村淳（ロンドンブーツ1号2号）の陣頭指揮の下、田中直樹（ココリコ）に加え、豪華俳優陣がそろい踏み。テレビ東京開局60周年連続ドラマ ドラマプレミア23『95』（毎週月曜　午後11時6分放送中）から、主演の髙橋海人（King & Prince）、松本穂香、関口メンディー（EXILE/GENERATIONS）がブラックバスと対峙する。驚きの生物マニアの髙橋に、魚の捕獲の才能が開花する松本。関口の身体能力を生かしたブラックバス捕獲と合わせて、3人のテンションもMAXに。 そして本番組が放送されている台湾からも、番組を見ていた学生からSOSが届く。東京から飛行機でおよそ3時間半。国土面積は九州よりも少し小さいくらいの台湾へと飛んだ田村淳と外来種ハンター加藤英明は台湾で最も長い歴史を持つ国立・中興大学で学生たちと共に学内にある池へと突撃。 すると、いきなり日本では池で見かけることがない外来種が出現。しかしそれは始まりに過ぎず、新種連発祭りに…。本来ならば台湾にはいないはずの生物ばかりで、大学の池が番組初登場の生物で渋滞しまくりの超外来種地獄になっていた。 さらに驚くべき展開が勃発。中華人民共和国において最も親しまれている4種の食用魚である「中国四大家魚」は日本でも見かけることがあり、番組ではこれまで「アオウオ」「ハクレン」「ソウギョ」を捕獲しており、長年最後の1種である「コクレン」とは出会えずにいた。しかし今回、淳の前に怪しい魚影が。ついに最後の1ピースがそろうのか。 また、今回の台湾では、外来種ハンター加藤が生物絶滅危惧種の哺乳類「センザンコウ」の捜索へ。ライオンなどにかじられてもへっちゃら、という高いガード力を誇る固い鎧のような皮膚を持つことから、それを目当てに世界中で乱獲が進み「世界一密猟される哺乳類」とも呼ばれている。台湾では保護活動も盛んだが、加藤の言う「野生のセンザンコウ」はまさに激レア中の激レア。そんなセンザンコウの生息地帯へと足を踏み入れていく。 “世界”の『池の水ぜんぶ抜く大作戦』次なる舞台はオーストラリアの北、南太平洋に浮かぶパプアニューギニア独立国。コスタリカ、フィリピン、ラオスと世界で池の水を抜き生物調査を続けてきた番組が初上陸。大小600の島からなり、人口はおよそ1000万人、国土の8割が森林という南国の楽園には多彩な固有種が生息している。SOSをくれたのは生徒800人というマンモス農業高校。養殖から出荷までを学ぶために作られたティラピア養殖池で謎の事態が勃発し、困り果てているという。 それは6年前に養殖のために池へ放ったティラピアが増えるどころか、減っているというミステリー。繁殖しやすく世界の食料難を救っているティラピアがなぜ減ったのか、池に一体いま何匹いるのか。そして、養殖池でティラピアが減る驚きの理由とは。学校の先生も生徒も驚く恐ろしい魚の存在が…。 さらに、加藤がパプアニューギニアでどうしても見たいという生き物が2種類。まずは、日本でおなじみの幻の生き物・ツチノコとフォルムがそっくりな皮がツルツルなパプアニューギニアの在来種「オオアオジタトカゲ」。ツチノコ目撃情報のほとんどがこのトカゲと言われる激レア生物を大捜索する。 そして木の上に暮らす固有種「キノボリカンガルー」。14種のうち12種がこの国に生息し、その全てが絶滅危惧種という激レアカンガルー。夜のジャングルで大捜索の結果、衝撃の出会いが。驚くべき生態系が明らかになる。 そして番組開始から7年、映画やドラマを彩る俳優・女優たちがこれまで泥だらけになって生物捕獲などに挑戦してきた奮闘を一挙大公開。ハマったヘドロから抜け出せなくなったり、危険すぎる外来種が超超超大繁殖した池に思わず絶句したりする場面も。巨大天然記念物と奇跡の遭遇や巨大魚とのガチンコバトル＆くさい亀でお約束のアレ…など、童心にかえった大物俳優たちが見せるキラキラした表情は必見だ。