「ふてほど」で注目の「昭和」と「令和」!悪しき風習あれど、昭和生まれはやっぱり「昭和」好き
現在放送中のドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系)で、注目を集める「昭和」と「令和」の対比。 昭和の描写を見て、「昔はよかった……」と思った人もいるのでは? そもそも過去は美化されやすく、自分が長く育ってきた時代は特によく見えてしまうと言われています。では、本当に昔の方がいい時代だったのでしょうか? 今回は昭和生まれの40~60代の男女500名にアンケートを実施し、「令和」と「昭和」の良くない(良くなかった)ところを調査。そのうえで改めて「令和と昭和、どちらが好き?」と質問してみました。昭和生まれはやっぱり昭和が好きなの!? さっそく検証してみましょう。
物価上昇、IT被害、孤独…格差は広がる!? 令和時代
日々進化を続ける技術。ITやAIなどの発展によって私たちの生活はより便利に快適になってきました。一方で中には、スピードが速すぎる技術革新について行けず、時代に取り残されてしまったと感じている人も少なくないはず。だからこそアナログ時代である「昔はよかった」と感じている人が多いのかもしれません。 そこでまずは現代、つまり「令和」の「良くないところ」についてアンケートを実施。その結果、最も多かった回答は「物価が高すぎ」「給料が低い」と言った経済的不満。次いで、誹謗中傷、詐欺など、「ネット普及やIT進化による社会問題」が多く見られました。その他、「コンプライアンスがうるさすぎ」「人権や多様性を主張しすぎ」といった現代らしい問題も。以下で詳しく見ていきましょう。 ■令和の良くないところ■ 【IT・メディアトラブル】 「SNSの偏った意見を「世論」と決めつけること」(40歳男性/コンピュータ関連以外の技術職) 「コンピューターがないと何もできなくなった」(50歳男性/企画・マーケティング) 「時代の変化が速すぎる」(54歳男性/会社経営・役員) 「AIがどんどん進化して、怖い」(61歳女性/主婦)など 【社会問題】 「少子高齢化。平均年収の低下。結婚しない人の増加」(40歳女性/主婦) 「物価が高くて給料は変わらない」(42歳女性/主婦) 「二言目には多様性っていうこと」(43歳男性/営業・販売) 「若者のやる気が見えづらい」(44歳男性/コンピュータ関連以外の技術職) 「いたるところで戦争や紛争が起きている」(52歳女性/公務員) 「政治不信、世界の分断が深刻化」(67歳男性/その他)など 【人間関係問題】 「孤独な人が増えすぎた」(40歳男性/その他) 「義務をせず全うせず権利のみを声高に訴える者が増えた」(41歳男性/営業・販売) 「ハラスメントだらけで人付き合いが大変になった」(55歳男性/その他) 「人のせいにする人が増えた」(61歳男性/コンピュータ関連技術職) 「引きこもりが多くなった」(63歳男性/コンピュータ関連技術職)など