「なぜPR会社社長は事実じゃないことを…」水谷隼さん、斎藤元彦知事の代理人との認識に食い違いに言及「アピール頑張りすぎちゃったのかな」
卓球の東京五輪混合ダブルス金メダリストの水谷隼さん(35)が3日、TBS系「ひるおび」にスタジオ生出演。兵庫県知事選で再選した斎藤元彦知事の陣営のSNS運用を巡り、元東京地検検事の郷原信郎弁護士と神戸学院大の上脇博之教授が、公職選挙法違反(買収、被買収)の疑いがあるとして斎藤知事を告発した件に言及し、一連の経緯を踏まえて素朴な疑問を呈した。 ◆斎藤元彦知事、車内ショット【写真】 問題を巡っては、兵庫県知事選後の11月20日、PR会社の代表が斎藤知事陣営の「広報全般」を任されていた、などとメディアプラットフォーム「note」に投稿。その後、違法性を指摘するコメントがSNS上などで相次いだが、斎藤知事は違法性を否定した。上脇教授と郷原弁護士は2日、斎藤知事について神戸地検と兵庫県警に1日付で告発状を送ったことを明らかにしていた。 意見を求められた水谷さんは、県知事選について「知事選挙の時には、すごくトレンドで斎藤さんのワードが出てきた。ということは、SNSは選挙結果に大きく影響を与えたと思う」と振り返った。その上で「それが公職選挙法に違反しているのであれば、この選挙の当選というのはどうだったのかなと思う部分もありますし、ただそういうことをわざわざ違反してまでやるかなと、こんな状態の時に、と。こんなに意見が食い違うのはどうなのかなと感じますね」と私見を述べた。 番組では、PR会社社長のnote投稿の信ぴょう性を巡り、この内容をX(旧ツイッター)で投稿した同県西宮市議と、斎藤知事の代理人弁護士の認識に食い違いがあることも取り上げた。水谷さんは「(投稿内容が)事実じゃないとしたら、なぜPR会社社長は事実じゃないことを書いたのかなと思った。頑張って仕事を、思ったよりもこちらは一生懸命仕事したアピールをして頑張りすぎちゃったところなんですかね」とコメントした。
中日スポーツ