【写真：Getty Images】

　パリ五輪（パリオリンピック）2024、男子サッカー競技でサッカーU-23日本代表はベスト8という形で幕を下ろした。今大会に臨んでいる同チームの中で、最も市場価値が高い選手は誰なのか。今回は、データサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとに、バックアップメンバーも含めたU-23日本代表の市場価値ランキングを紹介する。※市場価値は7月25日時点、金額が並んだ場合はサイトに準拠。

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15位：関根大輝 生年月日：2002年8月11日 所属クラブ：柏レイソル 市場価値：60万ユーロ（約9600万円） 今季リーグ戦成績：19試合0ゴール0アシスト 　15位には柏レイソルで活躍する関根大輝がランクインした。同選手の市場価値は60万ユーロ（約9600万円）となっている 　静岡学園高校から拓殖大学に進学した関根は、大学2年次の2022年に柏レイソルの特別指定選手に登録され、昨季はYBCルヴァンカップで公式戦デビューを果たした。2025年から正式加入の予定だったが、1年前倒しでプロ契約を結び、今季は初のリーグ戦出場を記録。その後は右SBのレギュラーをつかみ取るなど、現在大注目の若手右SBとなっている。 　SBとしては身長187cmと大柄な関根は、そのフィジカルを武器に、長い足を活かしたボール奪取やシュートブロックで相手の攻撃の芽を摘み取る。その能力は成績にも表れており、今季リーグ戦の地上戦勝率は66％、空中戦勝率は61％（データサイト『Sofa Score』参照）と対人戦で無類の強さを誇っている。足元の能力も高く、攻撃参加はそれほど多くはないものの、チームに安定感をもたらしてくれる存在だ。 　同ポジションを本職とする半田陸の離脱もあり、パリ五輪の関根にかかる期待はより一層大きなものとなっていた。大型SBは希少性が高いため、今後活躍を続けることが出来れば世界への大きなアピールとなるはずだ。