35歳同士で挙式します。プランナーから「30代は20代よりもワンランク上のプランが普通」と言われたのですが本当でしょうか?
「35歳で結婚が決まって毎日幸せです。結婚式や披露宴はするつもりだけど、実際に費用がいくらかかるのか心配になります」 さらにウエディングプランナーから、「30代は20代よりも良いプランにするのが普通」なんて言われたら、本当のところ、30代の結婚式費用がどうなのか気になるでしょう。 本記事では、結婚式にかかる費用やどこにお金をかけるべきかなど、30代のウエディング事情を解説します。
年代別の挙式費用の平均額は? 30代の結婚費用は20代よりも少ない
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区)が運営する「マイナビウエディング」で行った、2022年7月~2023年6月までに全国の20~49歳までの男女で結婚した1083名と結婚式を行った1010名対象の「2023年 結婚・結婚式の実態調査」によると、結婚式を行った割合は45.3%で前年とほぼ横ばいです。年代に関わらず、招待客も少人数の傾向が続いており、結婚式の規模は縮小傾向にありますが、挙式費用は減ってはいないようです。 また、株式会社リクルート(本社:東京都千代田区)が運営する「ブライダル総研」の「ゼクシィ結婚トレンド調査 2022」によると、挙式、披露宴・ウエディングパーティーにかかった総額の全国平均は303万8000円でした。 次に年齢別の総額平均費用を見てみましょう。 【図表1】 挙式、披露宴・ウエディングパーティー年代別の総額(首都圏)
出典:株式会社リクルート ブライダル総研 「ゼクシィ結婚トレンド調査 2022」より筆者作成 ウエディングプランナーから「30代は20代よりもワンランク上のプランが普通」と言われたそうですが、実際には挙式数の割合が一番多い25~29歳が最もお金をかけています。30代前半、30代後半と年齢が上がるほど挙式費用は抑えめになる傾向が見られます。 挙式や披露宴、ウエディングパーティー以外の結婚費用の総額で見ても、20代よりも30代のほうが費用をかけているわけではなく、むしろ金額は少ないようです。