東邦 平成最後の春に 部員紹介(2年) 特徴生かした投手に /愛知
<第91回選抜高校野球 センバツ高校野球> ◇山下玲汰投手 最速138キロの直球が武器だ。昨冬は投げ過ぎが原因で肩をけがした。回復までの間、先輩投手の投球を観察し、直球で三振を取るだけではなく、変化球を織り交ぜて打たせて取ることが大事だと感じた。今はツーシームの習得に向け、練習に励む。「けがもあり、試合に出られるかわからないけどバッティングピッチャーなどで貢献したい」 【熱闘センバツ全31試合の写真特集】 ◇西出陽佑投手 「疲れを残さず、練習に集中できるように」と、質の高い睡眠を取ることにこだわっている。寝る30分ほど前からは携帯電話を見ないようにし、午後10時半には布団に入る。昨冬に左の肋骨(ろっこつ)を疲労骨折したため、今は病院に通いながら、けがをしづらいフォームに改善している。 ◇藤好昂哉投手 左サイドの変則投手。肩や肘に負担がかかる投げ方のため、中学2年の時にけがをし、オーバースローに変えたが、高校に入り「投手としての特徴がほしい」と再びサイドスローに挑戦している。力のある投球ができるよう1日5食を食べ、昨冬は体重が5キロ増えた。「特徴を生かして打たれない投手になれるよう頑張る」と意気込む。【高井瞳】=随時掲載