<君とゆきて咲く~新選組青春録~>阪本奨悟、土方歳三役で「相乗効果」 永田崇人は「可愛らしい」山南敬助に
テレビ朝日と東映による“シン・時代劇ドラマ”「君とゆきて咲く~新選組青春録~」(水曜深夜0時15分、一部地域を除く)で土方歳三を演じる阪本奨悟さんと、山南敬助を演じる永田崇人さんにインタビュー。歴史ファン、新選組ファンからも人気の人物を演じることへの思いなどを聞いた。 【写真特集】阪本奨悟&永田崇人 ソロショットも 土方&山南を撮り下ろし
◇今度は土方本人に!
--土方役、山南役のオファーがあった際のご心境は。
阪本さん:別の作品でも、土方と深く関係がある役を演じているので、今度は土方を演じることができるのか!と、とてもうれしかったです。
永田さん:NHKの大河ドラマ「新選組!」で堺雅人さんが演じていた山南が好きだったので、僕もオファーをいただけて率直にうれしかったです。
--土方、山南とも有名人物ですが、演じることにプレッシャーはありませんでしたか。
阪本さん:すごくプレッシャーでした……(笑い)。
永田さん:僕はそこまでかなぁ。これまでの新選組を扱った作品とはまた全然毛色の異なる作品ができると思っていたので。実際、監督とお話して役を固めていく中で、いわゆる“山南像”とは違うところに行き着きました。山南は“新選組の良心”と言われるほど優しい人物だったそうですが、今回はそんな優しさはありつつ、一生懸命やるけどなんか抜けている、みたいな可愛らしい部分のあるキャラクターになりました。でも、土方のプレッシャーは重いよね(笑い)?
阪本さん:そうだね……“鬼の副長”と言われるほど威厳のある人物なので、威厳をちゃんと表現できるように心掛けています。演じるにあたり、土方の史実も振り返って挑みました。
--今回は土方本人の役ということで、何か縁を感じますね。
阪本さん:感慨深いですし、今回土方を演じることで新たな発見があったんです。新選組副長になった土方は、昔からのメンバーの前では素を見せられるのに、新選組のため鬼にならざるを得なかった。二つの側面を持ち合わせている人物だと思いました。別作品の役の理解も深まる相乗効果が生まれつつあります。