サザンオールスターズ、デビュー46周年記念日に桑田佳祐が電撃発表 今冬新アルバム発売! 夏フェスは勇退…9・23「ROCK IN JAPAN~」が最後の出演「高齢者バンドにとって令和の夏は暑すぎるよ」
国民的バンド、サザンオールスターズがデビュー46周年記念日の25日付で、今冬に9年ぶりのオリジナルアルバムを発売すると発表した。さらに9月23日の「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」に大トリでの出演が決定。これを最後に夏の野外フェスから勇退することも告白した。リーダーの桑田佳祐(68)は「全身全霊でアルバムを創り、届ける」と宣言。最後の夏フェスを熱く盛り上げることも約束した。 【写真】サザンオールスターズの新曲「恋のブギウギナイト」のジャケット写真 1978年6月25日 に「勝手にシンドバッド」でデビューして46回目の記念日。この日午前0時、9カ月ぶりの新曲「恋のブギウギナイト」を配信リリースしたのを皮切りに、サザンが次々と重大発表をぶちあげた。 「いとしのエリー」「TSUNAMI」などの大ヒット曲を飛ばした国民的バンドが、今冬にオリジナルアルバムを発売。実に9年ぶりで、その間シングルは発売してきたものの、メンバーそれぞれのペースで活動。昨秋、45周年ライブを桑田の故郷、神奈川・茅ケ崎公園野球場で開催し、大きな節目を迎えたことが5人をアルバム制作へと突き動かした。 桑田は「デビュー当初はナウでヤングな若者だったわれわれですが、気がつけば全員古希目前」と平均年齢68歳の現状を振り返り、「われわれのやるべきことは常に『新曲を作り、届けること』」と創作意欲を燃やす。 茅ケ崎ライブ終了後、5人は休息もそこそこにスタジオへ通いつめており、「年内にリリースするべく鋭意制作中」と1年かけての大作であることも報告。茅ケ崎ライブの映像作品でラストシーンがレコーディング風景で終わった理由が、ここで明かされた。 25日に開設されるサザンの特設サイトで流れる音源にはアルバム収録曲から2曲使用。一部だけだが、一足早くアルバムの雰囲気を味わうことができそうだ。 さらに驚きの発表が届いた。「われわれ高齢者バンドにとって令和の夏は暑すぎるよ」と夏フェスからの勇退を宣言だ。近年は毎夏、猛暑日が続き、9月になっても熱帯夜は決して珍しくない。そんな現状を憂慮し苦渋の決断を下した。 25周年を迎えるROCK IN JAPAN FESTIVAL(主催会社会長は音楽評論家の渋谷陽一氏)の最終日9月23日に茨城・国営ひたち海浜公園のステージで大トリ出演することも発表。それがラストの夏フェスになる。