【衆院選】河村たかし愛知1区で15年ぶりに国政復活「総理狙うがね」日本保守党の勢いの象徴
日本テレビの衆議院議員選挙特番「zero選挙2024」が、27日午後7時58分からスタートした。 愛知1区では前名古屋市長で、政治団体「日本保守党」の共同代表の新人、河村たかし氏が維新の新人、山本耕一氏、熊田裕通氏(自民前)、吉田統彦氏(立民前)を破り、当選確実となった。日本保守党は昨年9月の結党以来、衆参通じて初の議席獲得となる。「総理を狙う男アゲイン」と、真顔で選挙運動を繰り広げてきた河村氏が15年ぶりに国政に復帰する。 河村氏は1993年(平5)、日本新党や新進党、旧民主党などで衆院議員を5期務めた。09年の名古屋市長初当選から「市民税10%減税」を掲げて4回当選していた。 放言癖や奇行が目立つ河村氏は3年前、東京五輪女子ソフトボールを制した地元トヨタ自動車の後藤希友投手の金メダルをかじって、ひんしゅくを買った。ただ、「全力で名古屋のために尽くします」と有言実行するなど政治手腕の評価は高く、地元での人気はかなりのもの。 同局の小栗泉解説委員は、「日本保守党の勢いを感じます。伝統的な保守層を取り込んだ」とした。