787-9、ハワイアン航空に初号機 737MAX、中国へ納入増=ボーイング2月実績
ボーイングの2024年2月の引き渡しは、前年同月比1機減の27機だった。受注は10機増の15機となった。競合のエアバスは2月に49機(前年同月46機)を引き渡し、2機(同99機)を受注した。 引き渡しの内訳は737が18機(前年同月25機)、767が2機(ゼロ)、777がゼロ(1機)、787が7機(1機)だった。787はすべて長胴型の787-9で、このうちハワイアン航空(HAL/HA)は同社向け初号機(登録記号N781HA)として受領した。 737 MAXはエチオピア航空(ETH/ET)の737 MAX 8(登録記号ET-AVJ)が墜落した2019年3月以降、中国の航空会社向けの納入を停止していたが、今年1月に再開。1月は3機だったが、2月は6機を納入した。 受注は737が10機(前年同月5機)、767がゼロ(ゼロ)、777が1機(ゼロ)、787が4機(ゼロ)だった。
Yusuke KOHASE