松川浦名産青ノリ、今年も風味上々 福島県相馬市で今季の収穫作業本格化
福島県相馬市松川浦で冬の名産・青ノリ(ヒトエグサ)の収穫が本格化している。 今季の作業は昨年12月中旬から始まり、漁師は連日のように収穫に励んでいる。相馬双葉漁協松川浦地区代表代理の山下博行さん(70)は13日早朝、小型船で出港。ノリ棚に着くと1時間ほど、網に付いた青ノリを機械で吸い取っていた。 海と太陽の恵みを受けて育った青ノリは色つや、香りが良く品質は上々。山下さんは「たくさんの人に味わってもらいたい」と話し、天ぷらや酢の物、おひたしなどの料理への利用を勧める。収穫作業は4月末まで続く。