【宝塚記念 われかく戦う】ベラジオオペラ・上村洋行調教師「どこからでも立ち回れるのは大きなアドバンテージ」
「4歳馬がどうしても甘く見られがちなので。大阪杯は海外に行っていた馬もいたので、今回は本当にGⅠの相手がそろった印象です。ここで胸を借りるつもりでやれればいいなと思います」
★17日のベラジオオペラ
ベラジオオペラは、栗東トレセンの馬房でリラックスして過ごした。月野木助手は「カイ食いもよく、もう一つパワーアップしている」と好感触を伝えた。気温が高い日が続くが、ミストや扇風機を稼働させて体調を整えている。「(調教師が)暑さ対策をしてくれています。雰囲気はいいので、後悔のない仕上げで送り出したい」と力を込めた。
■上村 洋行(うえむら・ひろゆき) 1973(昭和48)年10月23日生まれ、50歳。滋賀県出身。92年3月に栗東・柳田次男厩舎からデビュー。2008年のスプリンターズS(スリープレスナイト)でGⅠ制覇。14年2月に騎手を引退し、JRA通算7880戦570勝。重賞は10勝(うちGⅠ1勝)。同3月から栗東・池添兼雄厩舎で調教助手。18年に調教師免許を取得して、19年3月から厩舎を開業。17日現在、JRA通算1143戦149勝。重賞は5勝(うちGⅠ1勝)。