赤ちゃん遺体遺棄“誰との間で妊娠かわからず…” 被告の女が起訴内容認める
チバテレ(千葉テレビ放送)
出産したばかりの女の子を放置し、その遺体を遺棄した罪に問われている母親の裁判が11月25日、千葉地裁で開かれ、検察側は冒頭陳述で、「誰との間で妊娠したかわからず、家族などに相談しないまま、ひとりで出産した」と述べました。 この裁判は、無職の岡田萌花被告(22)が2024年5月30日から6月1日にかけて、千葉県市川市の実家で出産した女の子を必要な保護をしないまま放置し、遺体をスーツケースに入れた上で、クローゼットに放置したとして、死体遺棄と保護責任者遺棄の罪に問われているものです。 25日の裁判で岡田被告は「間違いありません」と述べ、起訴内容を認めました。 検察側は冒頭陳述で、「風俗店での勤務や交際者との間で妊娠の機会があったことから、誰との間で妊娠したかわからず、中絶を検討するも金が無く、家族や交際者に相談しないまま、ひとりで出産した」と指摘。 その上で、「愛知県の交際者に会う予定があったことから、ひとまず遺体を隠しておけば、誰にもばれないだろうなどと考え、遺体をタオルで巻き、保冷剤とともにスーツケースに入れて隠した」などと主張しました。 次回の裁判は12月5日に開かれ、被告人質問などが行われる予定です。
チバテレ(千葉テレビ放送)