宮崎謙介氏が兵庫県政の闇の核心を指摘 パワハラ・おねだり報道に隠された「補助金キックバック」
元衆院議員の宮崎謙介氏が24日、ABEMA「ABEMA的ニュースショー」に出演し、兵庫県政の闇について解説した。 宮崎氏は兵庫県知事選への出馬を検討したが、自身のユーチューブチャンネルで出馬を断念することを報告し話題となった。断念した理由について兵庫県政の闇を指摘していた。 騒動の発端は今年3月に元県民局長が斎藤元彦知事らのパワハラ・不正などを告発する文書を報道機関などに送付したこと。宮崎氏は「ここから実は議論が分かれている。これが公益通報と見なす方々と、それは誹謗中傷だろうということで、ここから訳が分からなくなっている。(多くの人が)何を信じていいのか分からないというのは、ここから始まっている」と述べた。 告発文書には(1)法人副理事長解任、(2)知人に投票依頼、(3)商工会議所に投票依頼、(4)コーヒーメーカー受領、(5)パーティー券強要、(6)補助金キックバック、(7)職員へのパワハラなど7項目が記載されていた。マスコミはその中から斎藤知事のパワハラとおねだりにフォーカスしたが、宮崎氏が注目のポイントとして挙げたのが(6)補助金のキックバック。信用金庫の補助金を増額しプロ野球優勝パレードの募金としてキックバックするよう指示したという内容。斎藤知事側は「そのような指示をしたことない」と否定し、信用金庫側も否定しているという。 宮崎氏は「ここがブラックボックスでありながら注目のポイントだった。パワハラ、おねだりに終始した訳じゃないですか。ここに目を向けてほしくない方々がいたというのが私の取材の中で(分かった)。何名の方々も『ここが一番闇だぞ』とおっしゃってました」と明かした。
東スポWEB