高校新聞部員が見たノーベル平和賞授賞式 田中熙巳さんら被爆者の声を“自分事”として未来へ繋ぐ使命【広島発】
被爆者から未来への「平和のバトン」
新聞部員たちは授賞式の時間に平和公園近くのカフェでも取材をし、多くの視点から被爆者や関係者の声を集めた。 この取材を通じ、核兵器廃絶への取り組みをどう発信していくか、自らの言葉で考え記事にまとめていく。 ノーベル平和賞の授賞式は、核廃絶を目指す国際社会に大きなメッセージを発信する場となった。被爆者の声を直接聞いた高校生たちは、平和のバトンを受け取り、未来へとつなげる役割を担う。 合田さんは「この受賞をどうつなげていくかが私たちの使命」として、被爆者の思いを“自分事”として受け継いでいく決意を新たにしていた。 日本被団協のノーベル平和賞受賞は、全世界の若い世代に核兵器使用の可能性が、決して遠い世界ではなく、身近にも起こりえるものとしてとらえ、考える機会を与える契機となった。 (テレビ新広島)
テレビ新広島