「顔に泥を塗る」“ハル”西垣匠の過去のトラウマに反響 「美紅に話すべき」「モラハラへの言い訳にはならない」
高橋ひかるが主演するドラマ「顔に泥を塗る」(テレビ朝日系)の第6話が、10日に放送された。(※以下、ネタバレあり) 本作は、自尊心が低めな主人公・柚原美紅(高橋)がメークの力で前を向き始め、モラハラ男へと変貌した彼氏へ立ち向かい、自分の人生を取り戻す“人生逆転ラブストーリー”。 美紅は、初めて弱さをさらけ出した結城悠久=ハル(西垣匠)の姿を見て、心を惑わせる。ハルに「メークを好きな美紅のことも受け入れる」とまで言われた美紅は、ついに彼のもとに戻ることを決意する。 再びハルと暮らし始めた美紅は、まるで2人の間に何事もなかったかのように穏やかな日々を過ごす。だが、無意識に赤リップを避け、ハルが好きな薄化粧をしている自分に気付いた美紅は、意を決してデパートのコスメ売り場へ向かい、自分に似合う赤リップを探す。 一方、そんな美紅の姿を偶然見掛けた高倉イヴ(木村慧人)は、あらためて美紅への思いを確信する。 そんな中、法律事務所からの帰り際で、ハルが乗るエレベーターに同じく弁護士の鬼武柊真(高野洸)が乗り込んでくる。なれなれしく話し掛ける鬼武に、ハルは煩わしくも応じていたが、鬼武が差し出した名刺を見た瞬間、表情を変える。 その直後、ハルから突然外食に誘われた美紅は、買ったばかりの赤リップを塗ってハルのもとへ向かう。しかし、自分のメークを受け入れると言っていたはずのハルの様子に異変を感じ…。 今回は、ハルが派手なメークに抵抗を抱くようになった理由が明らかとなった。ハルは幼少期に「男社会で戦うための武器として“赤い口紅”を塗っている」と言っていた母親が、実は不倫していたことを知り、大きなショックを受けたことが回想シーンの中で描かれた。 放送終了後、SNS上には、「ハルくんが赤いリップが嫌いな理由が回想シーンで分かったけれど、完全にトラウマだよね」「ハルは自分と向きあって治療して更生すべき。濃いメーク=不倫という固定概念はゆがんでいる」「ハルくんは赤い口紅が嫌いな理由を美紅にハッキリ話せばいいのに。美紅なら分かってくれそう」「美紅ちゃんに振られたときのハルくんの表情は悲しそうで同情したけれど、化粧が不快という気持ちを美紅ちゃんで解消するべきではない。モラハラへの言い訳にはならない」などの感想が寄せられた。 また、鬼武の正体について、「高野くん、腹違いの弟だったんだね」「鬼武さん、存在感がある。兄弟だったのか」「柊真は母親の再婚相手の息子ということは、血のつながりはないんだね」といったコメントも投稿された。 第6話はTVerで配信中。