30年ぶりに4月1日値上げ…四国遍路の納経料 納経帳の朱印300円→500円に【香川】
四国八十八ケ所霊場の札所の納経料が2024年4月1日から約30年ぶりに改定され、500円(納経帳)に値上げされました。また、各寺院の納経所の対応時間も1時間短縮され、午前8時からとなっています。 納経料はご朱印帳などに朱印を受ける際、寺に納めるもので、四国4県にある88の寺、全てで同じ額となっています。 新たな納経料は ・納経帳に朱印をもらう場合は300円から500円に ・白衣に朱印をもらう場合は200円から300円に ・掛け軸に朱印をもらう場合は500円から700円に それぞれ値上げされます。 四国霊場の納経料は1994年から約30年間、据え置いてきましたが、物価や人件費の高騰、さらにはコロナ禍で参拝者が減っているため、「四国八十八ケ所霊場会」が2023年9月の総会で値上げを決めていました。 また、各寺院の納経所の対応時間も1時間短縮されます。3月末までは午前7時から午後5時まででしたが、4月1日以降は午前8時から午後5時までに変更されています。
岡山放送