地域に出合おう 2ショッピングセンターで同時にイベント 28、29日「ミーツ丹波」/兵庫・丹波市
兵庫県丹波市内の2つのショッピングセンター、丹波ゆめタウン(氷上町本郷)とコモーレ丹波の森(柏原町母坪)を会場にさまざまな催しが集結する初めてのイベント「ミーツ丹波」が28、29の両日午前10時―午後3時、開かれる。防災やフレイル予防が学べたり、子ども向けのワークショップが複数用意されたりしているほか、市内の障がい者就労支援事業所の利用者が製造した商品の販売、健康レクリエーション、「はたらくくるま」が並ぶなど多彩な企画。それぞれは独立した催しだが、買い物をしながら、地域住民が気持ちよく暮らし続けるためのヒントに出合える(ミーツ)というコンセプトで開催する。 タンバンベルグと丹波の森ショッピングタウンのほか、丹波市や市社会福祉協議会、竹内薬品、ネクステ、市民活動支援センターなど数々の企業や団体が参加。イベントは、これまでから実施していたものもあれば、新たなものもある。 特定のイベントに参加すると、期間限定で使える商品券「ミッケ」(100円券)がもらえる。ゆめタウン、コモーレ丹波の森の一部店舗で相互に使うこともできる。 地域貢献活動を進める企業のネットワーク「はまころ」の呼びかけで実現。「はまころ」には今回のイベントに参加している団体が複数所属しており、催しを一堂に集めた方が、暮らしていく上での“気づき”に出合えるのではと考えた。 コモーレ丹波の森事務局次長の松井崇好さん(41)は「SDGs(持続可能な開発目標)を身近に感じてもらえるブースを用意している」とアピール。竹内薬品代表取締役社長の竹内秀介さん(50)は「健康づくりに貢献できたら」と意気込む。 タンバンベルグ代表取締役の土井恵介さん(66)は「地域貢献に対する使命感を持つそれぞれの団体が一つになることで発信力が強まり、今までにないパワーあふれるイベントになるのでは」と期待している。 詳細は丹波ゆめタウンホームページから。