今季初Vは雨に阻まれるも… 山下美夢有が相棒の妹・蘭さんに労い「何かプレゼントを」
＜アクサレディス宮崎 最終日◇24日◇UMKカントリークラブ（宮崎県）◇6545ヤード・パー72＞ 原英莉花は弟とタッグを組みました【写真】 1打差の2位から逆転での今季初優勝を狙った山下美夢有は、「きのう伸ばしておけばと思っていた。天気は仕方ないので、切り替えてまた来週から頑張れたら」と、雨天中止による敗戦を水に流した。 開幕からの3試合は成績だけ見ると19位、15位、14位と安定飛行を続けているが、優勝を争えるだけの調子は出ていない。先週はショットへの違和感を口にする場面も目立った。ただ宮崎で2日間プレーし、「先週に比べてショットが戻ってきたというか、安定してきたと思っている。そこは少しプラスに考えて、今週と変わらずに来週もしっかりマネジメントできたら」と収穫を手にすることができた。 早朝は雨が止んでいる時間もあり、プレーできることへの期待も抱いたが、ラウンドがスタートし再び雨脚が強まると「これはもうダメだな」と観念。午前10時50分に中止のアナウンスを聞いた時は「それは分かっていたし、仕方ない。きのう伸ばしておけばと思ってた」という言葉を繰り返した。 今週は奈良育英高1年の妹・蘭さんが、昨年8月の「CAT Ladies」以来2度目となるキャディを務めた。“姉妹V”はおあずけになったが、「また機会があれば一緒にやりたい」と再タッグを予告。「何かプレゼントでもしようかな」と、頑張りを労うつもりだ。（文・間宮輝憲）
