不動産システムの「いい生活」、"黒字暮らし"定着への道程
不動産業界向けに業務支援システムを提供するいい生活が再び成長軌道に乗っている。不動産業界のデジタル化を促進する法改正が進んでいることも追い風だ(写真:いい生活提供)
不動産業界向けに業務支援システムを提供するいい生活(3796)が、再び成長軌道に乗っている。2011年3月期に売上高23億7400万円、営業利益4億1800万円と過去最高を記録して以降は業績が落ち込み、一時は2期連続で営業赤字に陥った。ただ、2022年3月期から徐々に持ち直し、前2023年3月期は売上高26億9600万円(前々期比10.8%増)、営業利益2億3400万円(同41.7%増)と復調。今2024年3月期も、売上高29億5000万円(前期比9.4%増)、営業利益3億円(同28.1%増)と業績が拡大する見通しだ。業績復調の要因、今後の成長戦略について前野善一社長に聞いた。
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脇坂 司