地元・かほくで野球教室 ヤクルト・奥川と巨人・山瀬
プロ野球ヤクルトの奥川恭伸投手(23)=かほく市出身、星稜高OB=と巨人の山瀬慎之助捕手(23)=同=が27日、同市のジョイアクロス高松で野球教室を開き、市内の学童野球チームの球児約60人と交流した。 2人が所属した宇ノ気ブルーサンダーなど3チームが参加。奥川投手は一人一人とキャッチボールを楽しみ、山瀬捕手はバッティング練習でボールを遠くに飛ばすこつなどを教えた。質問コーナーやモルック体験会もあった。宇ノ気ブルーサンダーの奥村斗埜(とうや)主将(11)は「もらったアドバイスを今後の練習に生かしたい」と話し、七塚アカシアの竹田千紗季主将(10)は「会えてうれしかったし、かっこよかった」と笑顔を見せた。 2人は市役所を訪れ、油野和一郎市長にシーズン報告を行った。奥川投手は「今年は久しぶりに1軍で登板できて良い年だったが、けがでの離脱もあった。来年は一年を通してフル稼働できるよう頑張りたい」と振り返り、山瀬捕手は「2軍で過ごすことが多かったので、来シーズンは自分の色を出して頑張っていきたい」と意気込んだ。