ドジャースが今季ワースト4連敗 大谷翔平は三塁打も今季最多タイ3三振…山本由伸連敗ストップ期待
◆米大リーグ レッズ3―1ドジャース(25日・米オハイオ州シンシナティ=グレートアメリカンボールパーク) ドジャース・大谷翔平投手(29)が25日(日本時間26日)、敵地・レッズ戦に「2番・指名打者」でフル出場し、3打席目に11打席ぶりの安打となる今季2本目の三塁打を放ったが、今季ワーストタイの1試合3三振を喫して4打数1安打だった。チームは投打がかみ合わず今季ワーストの4連敗となった。 剛速球右腕・グリーンと対戦した1、2打席目はともにスプリットで三振。それでも3打席目にはそのスプリットを捉えて右翼線への三塁打を放った。余裕を持ったダッシュで三塁へ滑り込み、2試合、11打席ぶりの安打。三塁手がタッチしたグラブが当たって頭を気にするしぐさを見せたが、大事には至らなかった。8回2死の4打席目は、救援左腕・モルの前に空振り三振に倒れた。 今季2度目の3連敗でこの試合を迎えたドジャースは、初回に先発・ビューラーがスティアにソロをあびて先制点を献上。2回には無死満塁とチャンスを作ったが、ヘイワードの二併打の間に1点を奪って追いつくのが精いっぱいだった。同点の直後の2回にはベンソンに勝ち越しソロを被弾。6回にはデラクルスに中前適時打を許してリードを2点に広げられた。 あす26日(同27日)は山本由伸投手(25)が先発。悪天候が予想されるため、試合開始時間が急きょ現地時間午後1時40分(同午前2時40分)から、午後0時10分(同午前1時10分)に変更されるイレギュラーもあったが、連敗ストッパーとして期待がかかる。 大谷はこの試合が52試合目の出場で207打数70安打の打率3割3分8厘、13本塁打、35打点、13盗塁。山本はここまで10試合に登板して5勝1敗、防御率3・17の成績を残している。
報知新聞社