オスプレイの飛行が熊本県民に危険を及ぼすとして、市民団体が日米共同訓練の中止を自衛隊に申し入れました。 【写真を見る】市民団体「オスプレイは重大な欠陥機」訓練中止を陸自に要請　鹿児島で緊急着陸などトラブル複数【熊本】 いのち平和ネット 楳本光男共同代表「（オスプレイは）重大な欠陥機であることは、今回の事故報告書からも明らかです」 防衛大臣と西部方面隊総監部あてに申し入れをしたのは、県内の労働組合などでつくる二つの団体、「いのち平和ネット」と「熊本平和委員会」です。 10月23日に始まった日米共同統合演習「キーン・ソード25」は高遊原駐屯地などでも訓練が行われています。 しかし陸上自衛隊のオスプレイが鹿児島県に緊急着陸するなど複数のトラブルを起こしているため、県民にも危険が及ぶ可能性が高いとして、オスプレイの使用と訓練の中止を求めました。 申し入れを受けた健軍駐屯地の担当者は「要請に関しては上層部に伝える」と答えました。