「もうすぐ6月」厚生年金と国民年金はいくら増額?とはいえ”天引きされるお金”にも注意
まとめにかえて
年金から天引きされるのは、所得税と住民税、国民健康保険料(または後期高齢者医療保険料)、介護保険料の4つです。 総務省の2023年(令和5年)家計調査「65歳以上の夫婦のみの無職世帯・単身無職世帯 の家計収支」においては、税金や社会保険料は非消費支出として区別されています。 それぞれの年金収入と非消費支出の金額と割合は以下のとおりです。 ・夫婦世帯:年金収入(21万8441円)・非消費支出(3万1358円・約14%) ・単身世帯:年金収入(12万6905円)・非課税支出(1万2243円・約10%) 年金の支給額から天引きされる税金と社会保険料の割合は10~15%ほどが目安といえます。
参考資料
・総務省「家計調査報告 家計収支編」 ・日本年金機構「非課税所得とは、どのようなものですか。」 ・厚生労働省「令和6年度の年金額改定についてお知らせします」
舟本 美子