女逮捕 被災地派遣の看護師と偽り金だまし取る
マッチングアプリで知り合った男性に、能登半島地震の被災地に看護師として行くと偽り、ホテル代などの名目で、40万円をだまし取ったとして、甲賀市の39歳の女が逮捕されました。警察の調べによりますと女は、今年1月、マッチングアプリで知り合った彦根市に住む当時33歳の会社員の男性とLINEでやり取りする中で、男性が自分に恋愛感情を抱いていることに乗じて、「医療チームが結成され、きょうから石川県入りです」などとメッセージを送り、能登半島地震の被災地へ看護師派遣で行っているように見せかけました。そして石川県でのホテル代や生活費として、男性に、2回にわたってあわせて40万円を口座に振り込ませ、だましとった疑いがもたれています。女は、看護師の資格を持っておらず、能登半島に行った記録もありませんでした。2人は、実際に会ったこともなかったということです。警察では、余罪などについても調べを進めています。