（写真：福島民報）

　パリ・パラリンピック第５日の１日（日本時間２日未明）、ボッチャ女子個人戦（脳性まひＢＣ１）の３位決定戦を行い、遠藤裕美（３８）＝県ボッチャ協会、福島市＝はバミューダの選手に７―０で勝利し、銅メダルを獲得した。県勢の個人種目でのメダル獲得は北京大会以来１６年ぶり。 　車いすラグビーの日本は準決勝で世界ランキング１位の豪州と対戦。延長戦の末、５２―５１で勝利した。初の決勝進出を果たし、前回の東京大会の銅メダルを上回る「銀以上」を確定させた。橋本勝也（２２）＝日興アセットマネジメント、三春町＝は１４得点。決勝は２日（日本時間３日午前２時３０分）から英国―米国の試合の勝者と対戦する。 　日本時間１日未明に行われた車いすラグビー１次リーグ最終戦で日本はカナダに５０―４６で勝利し、通算成績３勝０敗でＡ組の１位通過を決めた。橋本は１１点を挙げた。同じ時間帯に行われたボッチャ女子個人戦の準々決勝では、遠藤がクロアチアの選手に７―０で勝利した。男女個人戦に出場した日本代表７人のうち、準決勝に進んだのは遠藤のみ。日本時間１日夜の準決勝ではシンガポールの選手に１―５で敗れた。

　車いすバスケットボール女子の日本は１次リーグ第２戦でドイツと対戦し、５５―６７で敗れ２連敗となった。石川優衣（２７）＝東京都三鷹市役所、郡山市生まれ＝の出場はなかった。１次リーグ最終戦となる次戦は日本時間２日午後８時４５分から米国と戦う。