「サザエさん」にちなんだ献立 砺波・庄川小児童、生産者と会食
全国学校給食週間に合わせ、富山県の砺波市学校給食センターは、人気アニメの世界観を楽しめる給食を市内12小中学校と1幼稚園で提供している。24日は国民的アニメ「サザエさん」にちなんだ献立で、庄川小の2年生が学校給食に食材を納める生産者と味わった。 同センターは給食に親しんでもらおうと、スタジオジブリの映画や「ワンピース」「ドラえもん」に出てくる食事などを給食で再現。サザエさんにちなんだ給食は、アニメに登場するキャラクターの名前が入ったマスの甘酢だれ、ワカメのおひたし、カツオだしのみそ汁にした。 24日は、おひたしに使われるコマツナを作った泰栄農研(同市庄川町青島)の社員、森理彩さん(22)が同校を訪問し、児童と会食。児童はコマツナの育て方などを質問し、森さんが庄川の温泉を使っていることなどを紹介した。中原大智君は「コマツナがシャキシャキとして、おいしかった」と笑顔を見せた。