阪神・門別啓人が2軍戦で6回1失点「いらない考えを捨てて」
阪神2軍は11日、ウエスタン・中日戦(鳴尾浜)に1-6で敗れ、3分け挟んで5まで伸ばしていた連勝が止まった。先発の門別啓人投手(19)は6回を投げ6安打1失点(自責0)とゲームは作ったが、4四球と制球に苦しんだ。 「全然ダメだった。考えすぎた。配球とかけん制のタイミングとか考えすぎた結果こうなった」 今季の1軍戦初先発となった3日の巨人戦(東京ドーム)以来となる中7日でのマウンドだった。立ち上がりからボールが先行し、五回には四球が絡んで招いた2死一、二塁から一塁手の失策の間に1点を失った。それでも味方守備陣の好守で三回1死満塁のピンチを併殺で切り抜けるなど、最少失点に抑えて試合を作った。 「いらない考えを捨てて、シンプルに自分の投球ができるように」 1軍での経験を生かしてプロ初勝利に挑む。(萩原翔)