高知市議会開会 当初予算案《公約の5つの基本政策盛り込む》「変革を実感できる予算を編成」【高知】
高知さんさんテレビ
高知市議会定例会が開会し、桑名高知市長が公約に掲げた5つの基本政策が盛り込まれた当初予算案について説明しました。 (議長)「黙とう」 きょう3月5日は開会に先立ち、元日に発生した能登半島地震の犠牲者を追悼し、黙とうが捧げられました。 今回の高知市議会には、過去2番目の規模となる一般会計の総額で2023年度より76億円多い1561億円の新年度当初予算案が提出されています。 桑名高知市長は人口減少対策や子育て支援など自らが公約に掲げた「5つのまちづくりビジョン」に盛り込んだ施策など予算案の全容を説明しました。 桑名龍吾高知市長 「これまでの市政運営において、継続すべきものは継続しつつ5つのまちづくりビジョンに私の公約を積極的に盛り込むことにより、変革を実感できる予算として編成いたしました」 予算案には、孫世代の移住に補助金を出すことで若者のUターン促進につなげようという「孫ターン」支援や中学卒業までの医療費無料化などが盛り込まれています。 明神康喜 記者 「桑名新市長のもと初めてとなる当初予算案の審議が行われる高知市議会。定例会は今回が500回目の節目です。新体制の独自性がどう評価されるのか。議会は2日間の休会をはさんで3月8日金曜日から代表質問が始まります」 桑名市長にとって初の当初予算案、提案理由説明は要旨の枚数が25ページ、所要時間は59分30秒と比較的長いものでした。途中で息が切れた桑名市長がコップの水を2杯一気飲みするシーンもあり、説明を終えた市長には傍聴席から小さな拍手も送られていました。
高知さんさんテレビ