統合の小学校、1年で名称変更 鳥取・倉吉、支持最多「打吹」に
鳥取県倉吉市にある二つの小学校が統合してできた「成徳小」が1日、「打吹小」へと名称を変更した。昨年4月の開校からわずか1年。当初は「至誠小」が採用され、異論を踏まえて成徳になったものの、地域住民がなおも反発した。打吹は保護者らへのアンケートで最多の票を獲得。当初の公募で最も支持された名前に落ち着いた。 学校名について、倉吉市議会は2022年に至誠にすると決定。しかし公募では1件しか応募がなく、地名の打吹が最多の150件だったと判明し、白紙に戻った。 市議会は次に、統合前2校の一方が使っていた成徳を賛成多数で議決。旧校名は使わないルールに反するとして住民から不満が噴出した。